萩原兵助
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萩原兵助【はぎわら へいすけ】…浅野家家臣。不忠キャラ。弟を儀左衛門(ぎざえもん)。
火術が出来るので三百目の大砲を預かっていた。
松の廊下事件のあと、評定で城内がすったもんだしてるとき、将来を見越して「浪人中、安楽に暮らせるように」と「預かってる大砲も公儀に渡しちまうならいっそ俺達で脇坂家に渡して、いざというときは手薄になった場内を案内して公儀に忠義を尽くそう。なんか褒美があるだろう」なんてんで、大砲二門を、赤穂城に対して軍備を整えてる脇坂家に売り飛ばそうとして「売国奴」とたいそうひんしゅくを買った人。
悪事千里を走るでこのことがすぐ武林の耳に入り、岡嶋、貝賀、速水、安兵衛、主税というそうそうたるメンバーで萩原家に乗り込み、「この不忠者め!斬れば刀の汚れ。足で胴突きにしてやれっ」とみんなで萩原をキック三昧。相果てる。
このことは神崎の書いた「赤城盟伝」に書いてございます。って、ウソだろう〜。こんなリンチエピソード。
「里見版」では大砲のくだりが出てくるが、「忠臣蔵 花の巻・雪の巻 (松竹)」では、毛利小平太に悪影響を及ぼすシンプルな不忠者として登場。
杉野十平次の大叔父。