田中貞四郎
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田中貞四郎【たなか さだしろう、ていしろう】…梅毒にかかって脱盟。
浅野内匠頭の近習(きんじゅ-警護)として片岡源五右衛門や礒貝十郎左衛門に次いで寵愛を受けていたが酒と女におぼれ、梅毒でえらいことになって脱盟した。(Wikipediaには酒乱をおこして脱盟とある)
NHK大河ドラマ「峠の群像」では強行派・片岡源五右衛門の「お気持ちがにぶる」という理由で片岡に恋をする川崎の旅籠の娘を殺そうとして失敗する。
同じ大河の「元禄繚乱」では貧しい浪人生活に耐えかね、辻斬り強盗でしのいでたら奥田孫太夫に見つかって斬られた。ということになっている。NHKではいずれも「斬りたがる」キャラとして扱われている。
「幸四郎版」では加納竜が演じ、上野介の乗った駕籠に仲間と飛びかかって返り討ちにあう。
松方版「大忠臣蔵」では乞食になって偵察してたら怪しまれてなぶり殺しにあって脱盟。搬送される遺体に通りがかりのフリをしてお清めの塩(赤穂の)をかけてあげる原惣右衛門(川谷拓三)の姿が泣かせる。
(片岡、礒貝、田中で殿さまラブ急進派)