「徳川綱吉」の版間の差分
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2011年5月3日 (火) 15:19時点における版
徳川 綱吉【とくがわ つなよし】
五代将軍。勉強が大好き。
お公家さんを江戸城に迎える大イベントのメインの日に「松の廊下事件」が起き、自分のおっかさんを女性の最高の位、従一位(じゅいちい)をもらうチャンスをパーにされてブチ切れ、加害者浅野内匠頭を「即日切腹」にした。(ジュイチイがどうのこうのという話と松の廊下事件とのタイムラグはドラマによってさまざま。)
喧嘩両成敗が鎌倉時代からの慣例なのに片手落ちの裁決ということで赤穂藩士たちは不満に思い、逆ギレする。
こうした経緯から近年の映画では討ち入りを「仇討ち」というよりも幕府への「叛逆」の意を込めた「テロ」として浪士たちを描くイメージが見受けられる。
動物愛護がすぎて珍法を作り(後年、まとめて生類(しょうるい)憐(あわれ)みの令と呼ばれているアレ)「犬公方(いぬくぼう)」とあだ名された将軍として有名。インフレになるわ、日食、地震、富士山爆発と、なかなか波乱の多かった将軍。
ろくな取り調べもせずに浅野内匠頭を切腹に追いやったことから、わがままで怒りん坊に演出されることが多く、いっぽうでマザコン的な演出をされることも多い。
勉強家で宗教心も熱く、マジメでキレやすいマザコン、というキャラは演出家や役者の腕の見せ所。
「元禄繚乱」ではショーケンがトリッキーに演じた。