「伊達左京亮」の版間の差分

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村豊(むらとよ)宗春。
 
村豊(むらとよ)宗春。
  
[[浅野内匠頭|浅野]]の同僚。浅野へのあてこすりに[[吉良上野介|吉良]]のヒイキする相手として描かれる。
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[[浅野内匠頭|浅野]]の同僚。浅野へのあてこすりに[[吉良上野介|吉良]]のヒイキする相手として描かれる。浅野が空色の衣装を着てるとこの人はたいがい着物は黄色やみどり色。
  
 
吉良「さすが伊達殿は行き届いておられる。それにひきかえ、あの浅野めは…」
 
吉良「さすが伊達殿は行き届いておられる。それにひきかえ、あの浅野めは…」
  
こういうシチュエーションに伊達さんはいささか躊躇する演出をされる。そして目の前で繰り広げられるイジメにいささか同情的に内匠頭に接する。吉良が伊達君だけにしか見せない書き付けの内容についても「あの書き付けはたいしたこと書いてなかったですから。火の用心とかそんなことばかりで」と教えてくれる。
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こういうシチュエーションに伊達さんはいささか躊躇する演出をされる。そして目の前で繰り広げられるイジメに同情的に内匠頭に接する。吉良が伊達君だけにしか見せない書き付けの内容についても「あの書き付けはたいしたこと書いてなかったですから。火の用心とかそんなことばかりで」と教えてくれる。
  
浅野は自分の屋敷に帰って「伊達は伊達!当家は当家じゃ」とプンプンする。強がってて失敗する。
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中にはヒイキされてじゃっかんいい気になってる演出の時もあるが、演出家によってさまざま。
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見かねた家来が「伊達さんのところみたいに吉良殿に取りはからわなくて大丈夫っすかね」と進言しても、浅野は「伊達は伊達!当家は当家じゃ」とプンプンして取り合わない。強がってて失敗する。
  
浅野が空色の衣装を着てるとこの人はたいがい着物は黄色やみどり色。
 
  
 
実在する人物で、浅野と接待役をやってたのもホント。[[梶川与惣兵衛|梶川]]とともに浅野の取り押さえに加わったと史実にあるらしいがそういう場面は映画やドラマにはあまり出てこない([[時代劇特別企画 忠臣蔵|たけし版]]にあった)。
 
実在する人物で、浅野と接待役をやってたのもホント。[[梶川与惣兵衛|梶川]]とともに浅野の取り押さえに加わったと史実にあるらしいがそういう場面は映画やドラマにはあまり出てこない([[時代劇特別企画 忠臣蔵|たけし版]]にあった)。

2009年5月24日 (日) 15:20時点における版

伊達左京亮【だて さきょうのすけ】

村豊(むらとよ)宗春。

浅野の同僚。浅野へのあてこすりに吉良のヒイキする相手として描かれる。浅野が空色の衣装を着てるとこの人はたいがい着物は黄色やみどり色。

吉良「さすが伊達殿は行き届いておられる。それにひきかえ、あの浅野めは…」

こういうシチュエーションに伊達さんはいささか躊躇する演出をされる。そして目の前で繰り広げられるイジメに同情的に内匠頭に接する。吉良が伊達君だけにしか見せない書き付けの内容についても「あの書き付けはたいしたこと書いてなかったですから。火の用心とかそんなことばかりで」と教えてくれる。

中にはヒイキされてじゃっかんいい気になってる演出の時もあるが、演出家によってさまざま。


見かねた家来が「伊達さんのところみたいに吉良殿に取りはからわなくて大丈夫っすかね」と進言しても、浅野は「伊達は伊達!当家は当家じゃ」とプンプンして取り合わない。強がってて失敗する。


実在する人物で、浅野と接待役をやってたのもホント。梶川とともに浅野の取り押さえに加わったと史実にあるらしいがそういう場面は映画やドラマにはあまり出てこない(たけし版にあった)。