紅梅【こうばい】…本名、赤坂新町の八百屋の娘お常(つね)。
千坂兵部の放った間者で瑤泉院の屋敷で働いている。
討ち入りの夜、大石内蔵助が瑤泉院にいとまごいに来た際、彼女がいたので本心を告げられなかった。
『南部坂雪の別れ』