近松門左衛門

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近松門左衛門【ちかまつ もんざえもん】…人形浄瑠璃と歌舞伎の作家。


『曽根崎心中』などが有名な元禄時代の人気作家で、赤穂事件の4年後に事件を『碁盤太平記』という人形浄瑠璃にして大阪の竹本座で上演したことから、忠臣蔵のTVドラマには同時代を生きたキャラとしてしばしば登場する。

『碁盤太平記』はその後の『仮名手本忠臣蔵』に大きな影響を与えており、キャラクター付けが踏襲されてるのもある。

ちなみに2011年の時代劇専門チャンネルの番組「時代劇法廷 被告人は大石内蔵助」では、思いっきり「近松門左衛門作 仮名手本忠臣蔵」と紹介されていた。


峠の群像」では中村梅之助が演じ、いいまぜっかえし役になっていた。

つか版」では忠臣蔵劇を書こうとする宝井其角の師(!?)となる。


このサイトの開設以来3年ほど、近松門左衛門の項目は設けていなかったし、既存の義士事典的なものにもその名は取り上げられていなかったが、ネット上で忠臣蔵ファンのコメントを読んでいると、テレビの影響で意外に主要キャストに近松を入れる人がいるし、変化球な忠臣蔵舞台には『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』みたいに登場人物として扱われることも多いようなので、項目を設けました。