落合与右衛門

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2008年12月30日 (火) 16:28時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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浅野家の家老で瑤泉院の側近。

新歌舞伎の元禄忠臣蔵「南部坂雪の別れ」のキャラ。あたし見てないんで、これを受けた浪曲を元に以下を記述。

戸田局が出てこない「南部坂」バージョンで、ここには戸田局の代わりに奥家老、この落合与右衛門なる人物が接客に出てくる。

スパイお梅がスパイじゃなくて内蔵助に酌やらトークやら、ちょっとしたホステスぶりを発揮している。

浪曲では内蔵助が討ち入りの意思が無いことを告げると叱咤しようとするが、ここでの瑤泉院はスタンダードな「南部坂」のようにプイッと退出したりせず「これ与右衛門つつしみましょうぞ。たとえ内蔵助の心底が如何にあろうとも、お殿様在世の折には二人となき家来と思し召された内蔵助じゃ」とフォローするが、新歌舞伎のほうでは追い出しちゃうみたいですね。すぐ疑いは晴れるようですが。

このバージョンの「南部坂」では、訪れる日は討ち入りより前で、ここに来たことで吉良屋敷のお茶会の日程を知る。