「脇坂淡路守」の版間の差分

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城明け渡しのときは「誠に見事なる城明け渡し。弓一丁、わらじ一足に至るまで行き届いたる主欄。淡路ほとほと感服いたしたぞ」と、城代家老[[大石内蔵助|内蔵助]]をほめる。
 
城明け渡しのときは「誠に見事なる城明け渡し。弓一丁、わらじ一足に至るまで行き届いたる主欄。淡路ほとほと感服いたしたぞ」と、城代家老[[大石内蔵助|内蔵助]]をほめる。
  
脇坂淡路守という名前でもあるので「あわじ」ということも。
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「あわじ」。

2008年9月29日 (月) 08:08時点における版

役者絵:萬屋錦之介

脇坂淡路守【わきさか あわじのかみ】…赤穂城城明け渡し(4/18)担当の大名。新しい赤穂藩主(永井直敬)がくるまでの当座の仮藩主。

絵づら的には、お城を引き取りに一戦を交える覚悟で軍隊を編成して赤穂までやってくるので「敵軍」っぽいイメージだが、内匠頭が江戸城に勤務中はいろいろ助けてくれた先輩

大猷院(だいゆういん=徳川家光)50回忌で吉良とイヤなことがあったとかで、事件以前に浅野と酒飲みながら「気持ちわかるよ。とにかく我慢だよ」と忠告してくれたりする演出もある(東映版や仲代版。講談では加藤さんって人のセリフ)。

刃傷事件のとき、心配してた事態が起こってしまって「しまった〜!」とくやしがり、松の廊下で搬送される吉良とわざとぶつかって「我が家の紋所を不浄の血でけがすとはなにごとぞっ!無礼者!」などと言って怪我して血だらけの吉良をしたたかぶつという演出がしばしば見られる。

城明け渡しのときは「誠に見事なる城明け渡し。弓一丁、わらじ一足に至るまで行き届いたる主欄。淡路ほとほと感服いたしたぞ」と、城代家老内蔵助をほめる。

「あわじ」。