「矢頭右衛門七」の版間の差分

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[[画像:Emosichi s.jpg|thumb|役者絵:田村正和]]
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[[Category:四十七士|やとうえもしち]]
 
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2008年9月21日 (日) 03:23時点における版

役者絵:田村正和

矢頭右衛門七【やとう(orやこうべ)えもしち】…ヤングキャラB。

若すぎるんで除外されるはずだったが、事件後最初の大会議(評定ひょうじょう)の際、病気の父親の代理で来て「ふつつかながら父に代わってご評定に」と願い出て血判のときは末席に加えてもらってる。

こう言うと代理で「巻き込まれた」感が強くなるが、ドラマによっては「若いから帰れ!?…えーそんじゃそんじゃあ主税様は??ズリー!身分差別してる」と大石に直接クレームをつけてメンバーにしてもらってる。

病気のお父さんは間もなく他界。評定(会議)に出られないってことですぐ切腹したという演出もある。母は仇討ちの足手まといにならぬよう自害するし、身内の縁が薄い。浪曲ではユニフォームをお母さんが縫ってくれてたりするので討ち入りのときにドラマチック。

「義士に女がいる」と言われるほどの美少年だったとか。そのドラマの制作当時に光ってる若者がキャスティングされることが多いようで松竹「大忠臣蔵」57では若き松本幸四郎が演じ、「ミフネ大忠臣蔵」では田村正和。「元禄繚乱」では今井翼が演じた。

彼をモデルにした佐藤与茂七というキャラは「東海道四谷怪談(忠臣蔵のスピンオフ)」でお岩さんにひどいことをした赤穂藩浪人、民谷伊右衛門をやっつけるヒーロー。

享年17。