「携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜」の版間の差分

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いくらでも面白くなりそうな「忠臣蔵」「携帯電話」「タイムパラドックス」という三題噺を完全に台無しにしてしまった失敗作。
 
いくらでも面白くなりそうな「忠臣蔵」「携帯電話」「タイムパラドックス」という三題噺を完全に台無しにしてしまった失敗作。
  

2008年9月17日 (水) 18:32時点における版

作品概要
制作会社 フジテレビ
公開年度 2000年
内蔵助役 中井貴一
評価 1ツ星

いくらでも面白くなりそうな「忠臣蔵」「携帯電話」「タイムパラドックス」という三題噺を完全に台無しにしてしまった失敗作。

チョンマゲと携帯の出会い、という絵柄が思い浮かんだ時点で「なんとなく面白そう〜」と満足して思考停止してしまったのではあるまいか。WEB上のレビューでこの映画を「面白い」と言ってるコメントを見ると、まさにだいたいこの「着想」だけが評価されている。

この作品を助けてるのは中井貴一の孤軍奮闘のみ(&絵作りも悪くない)。設定、ギャグ、ストーリー、演出などにはまったく特筆すべき点がない。

たった一台、未来とつながってるツールを内蔵助に持たして一方的にインタビューするだけなら多機能が自慢の「携帯電話」である必要がまったくない。ぶっちゃけ「忠臣蔵」である必然性も全然なし。携帯の機能も、携帯にまつわるあるあるネタも、元禄時代の背景も、史実も忠臣蔵もオイシイ素材をなにからなにまで使わずじまい。

SFにもなってないし、コメディにもなってない。パロディとしても不成立と言わしていただこう。

忙しい脚本家に無理に押し付けて、やっつけ仕事をさせたおかげで見事に残念にしあがった作品。