「忠臣蔵外伝 四谷怪談」の版間の差分

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{{Cinema|制作=松竹|公開=1994|内蔵助=津川雅彦|星=2|頃=}}
 
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主役は佐藤浩市の民谷伊右衛門。
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主役は佐藤浩市の[[民谷(神谷)伊右衛門|民谷伊右衛門]]。
  
大胆。真剣にふざけた映画。深作欣二監督って馬鹿とエロと暴力と狂気をあつかえる真のエンターテインメントのクリエーターさんだな。こういう悪趣味を撮れる人はホント希有だった。
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大胆。真剣にふざけた映画。
  
公開当時「ヘンな組み合わせ」と思ったがそもそも東海道四谷怪談って元・赤穂藩士の話なんですな。でも、見終わった時「やっぱヘンな組み合わせだなあ」と思う奇作(笑)。
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深作欣二監督って馬鹿とエロと暴力と狂気をあつかえる真のエンターテインメントのクリエーターさんだな。こういう悪趣味を撮れる人はホント希有だった。
  
オリジナルの東海道四谷怪談よりも「忠臣蔵」度が高いので、四谷怪談特有のしつこくて不憫な雰囲気がない。だからどういうふうに収拾をつけるのか目が離せないが、討ち入りのときにお岩の霊が神通力で四十七士に助太刀を始めるあたりから、いい意味でだんだんどうでもよくなってくる。深作ワールドをじゅうぶん楽しめるが、それ以外に存在意義がまったくわからない映画。
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公開当時「ヘンな組み合わせ」と思ったがそもそも[[東海道四谷怪談]]って元・赤穂藩士の話なんですな。でも、見終わった時「やっぱヘンな組み合わせだなあ」と思う奇作(笑)。
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オリジナルの東海道四谷怪談よりも「忠臣蔵」度が高いので、四谷怪談特有のしつこくて不憫な雰囲気がない。
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だからどういうふうに収拾をつけるのか目が離せないが、討ち入りのときにお岩の霊が神通力で四十七士に助太刀を始めるあたりから、いい意味でだんだんどうでもよくなってくる。
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深作ワールドをじゅうぶん楽しめるが、それ以外に存在意義がまったくわからない映画。
  
 
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2011年9月20日 (火) 05:13時点における版

作品概要
制作会社 松竹
公開年度 1994年
内蔵助役 津川雅彦
評価 2ツ星

主役は佐藤浩市の民谷伊右衛門

大胆。真剣にふざけた映画。

深作欣二監督って馬鹿とエロと暴力と狂気をあつかえる真のエンターテインメントのクリエーターさんだな。こういう悪趣味を撮れる人はホント希有だった。


公開当時「ヘンな組み合わせ」と思ったがそもそも東海道四谷怪談って元・赤穂藩士の話なんですな。でも、見終わった時「やっぱヘンな組み合わせだなあ」と思う奇作(笑)。


オリジナルの東海道四谷怪談よりも「忠臣蔵」度が高いので、四谷怪談特有のしつこくて不憫な雰囲気がない。

だからどういうふうに収拾をつけるのか目が離せないが、討ち入りのときにお岩の霊が神通力で四十七士に助太刀を始めるあたりから、いい意味でだんだんどうでもよくなってくる。


深作ワールドをじゅうぶん楽しめるが、それ以外に存在意義がまったくわからない映画。