「元禄赤穂事件」の版間の差分

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[[画像:Omiyage.jpg|thumb|泉岳寺みやげ「討ち入りの図」]]
 
[[画像:Omiyage.jpg|thumb|泉岳寺みやげ「討ち入りの図」]]
  
もりいに言わせればこの事件、関わった多くの人が「おれがなにしたっつうんだよ!?」と言いたくなる事件。
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ぼーっとテレビドラマを見てるとこの事件は関わった多くの人を能動的なイメージでとらえてしまうが、どうもよく考えると全キャラクターが'''「おれがなにしたっつうんだよ!?」「どうすりゃいいんだよ」'''と言う残念な気持ちで満ちているんですな。
  
 
イジメを受けた[[浅野内匠頭]]もそう思ったろうし
 
イジメを受けた[[浅野内匠頭]]もそう思ったろうし

2008年9月29日 (月) 08:03時点における版

泉岳寺みやげ「討ち入りの図」

ぼーっとテレビドラマを見てるとこの事件は関わった多くの人を能動的なイメージでとらえてしまうが、どうもよく考えると全キャラクターが「おれがなにしたっつうんだよ!?」「どうすりゃいいんだよ」と言う残念な気持ちで満ちているんですな。

イジメを受けた浅野内匠頭もそう思ったろうし

突然お家断絶になる大石内蔵助を含める300人の家臣も

命を狙われた吉良もその息子たちも

ぶっちゃけイベントを台無しにされた将軍、綱吉も…


あらすじ

1701年3月。

江戸城(火事で燃えちゃって今は無い)を会場とした大イベント中に、ゲストの接待係の浅野という人が指導係の吉良(きら)という人に、日頃のイジメを苦に(?)なにやらうらみをぶちまけながら刃物で切り掛かった。

ケガはたいしたことは無かったが、イベント主催者の将軍が怒ってしまって、浅野氏はその日に切腹。

浅野氏の会社は倒産。

300人からいた社員は全員リストラで散り散りになった。

死刑とか倒産とか急に突きつけられてなんの保証も無く路頭に迷わされたことを不満に思った47人の有志だけが約1年後集まって、社長が死刑にいたるきっかけを作った吉良氏に対し、仕返しと称して夜中に屋敷を奇襲。吉良さんを殺害した。

リーダーの名は大石内蔵助(おおいし くらのすけ)。

当時の江戸はこの「かたきうち」を絶賛した。

政府はいろいろ考えたあげく、47人を死刑(切腹)に決定する。


創作作品

約50年後、大阪でこの事件をもとにした人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」が上演される。

以降約300年。映画、テレビドラマはいうにおよばず、講談、浪曲、オペラ、バレエ、宝塚、コント、アニメ、怪獣映画、パロディ、ポルノ、特撮ヒーローもひっくるめてリメイクされ続けてる超人気物語。

「忠臣蔵」の名称は本来この事件を基に脚色した物語ものの総称をいう。