「テレビ朝日開局45周年記念企画 忠臣蔵」の版間の差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索
1行目: 1行目:
{| width="200px" border="1" cellpadding="4" cellspacing="0" align="right"
+
{{Cinema|制作=テレビ朝日|公開=2004|内蔵助=松平健|=2|頃=}}
| colspan="2" align="center" |'''作品概要'''
 
|-
 
! 制作会社
 
| テレビ朝日
 
|-
 
! 公開年度
 
| 2004年
 
|-
 
! 内蔵助役
 
| 松平健
 
|-
 
! 評価
 
| ★★
 
|}
 
 
 
 
タイトルはかっこいいしオープニングは「おッ」と思うほどつかみがじょうずで、ずるずる引き込まれた。ところが間もなくタイトルが終わったぐらいのところでデジャブのような既視感にとらわれる。
 
タイトルはかっこいいしオープニングは「おッ」と思うほどつかみがじょうずで、ずるずる引き込まれた。ところが間もなくタイトルが終わったぐらいのところでデジャブのような既視感にとらわれる。
  

2008年9月17日 (水) 18:34時点における版

作品概要
制作会社 テレビ朝日
公開年度 2004年
内蔵助役 松平健
評価 2ツ星

タイトルはかっこいいしオープニングは「おッ」と思うほどつかみがじょうずで、ずるずる引き込まれた。ところが間もなくタイトルが終わったぐらいのところでデジャブのような既視感にとらわれる。

なんとなく脚本家の古田求(ふるたもとむ)さんでググってみたら、仲代達矢の「忠臣蔵 風の巻・雲の巻」91を皮切りに、北大路欣也「忠臣蔵」96、中村吉右衛門「忠臣蔵−決断の時」03もぜんぶこの人が書いてるのだった(異色作「忠臣蔵外伝 四谷怪談」94も)。

で、既視感は、台詞がまったく同じシチュエーションがあったことが原因である(<そんなことがあっていいのでしょうか?とはいえDVDをとっかえひっかえ見比べると遊びとして面白い)。古田さんはもう、ご自分が「スタンダード」なんですね。くちさがないファンはこれを「使い回し忠臣蔵」と呼んでいる。

前に見た思い出をふりきれば、やがて中盤の頃にはまた新たな気持ちでマツケン版に慣れてくる。ラストに行くに従ってどんどん良くなる。

内匠頭や吉良は最大限にあっさり描き、内蔵助&メンバーに重点を置いた構成。

脚本が使い回しなら、キャストの豪華さでカバーすれば良かったと思う。テレ朝45周年のアニバーサリー番組なんだから、もっと大胆に人気番組から登板させればよかったのだ。

主人公はたしかに暴れん坊マツケンで、サブではぐれ刑事の藤田まこと。赤かぶの橋爪功、おみやさん櫻井淳子が出ているが、さらに黒柳徹子や市原悦子。水谷豊&寺脇康文。大和田獏、松岡修造、古舘伊知郎や大山のぶ代やロンブーも出していたら間違いなく後世に残っただろう。