「わんわん忠臣蔵」の版間の差分
提供: Kusupedia
細 (オススメDVD追加) |
細 |
||
3行目: | 3行目: | ||
お母さん(白い犬)を虎のキラーに殺されたんで、その復讐に息子のロックが仲間と立ち上がる。 | お母さん(白い犬)を虎のキラーに殺されたんで、その復讐に息子のロックが仲間と立ち上がる。 | ||
+ | |||
さすが当時の東映アニメ、共産圏の映画なみによく動いてる。 | さすが当時の東映アニメ、共産圏の映画なみによく動いてる。 | ||
10行目: | 11行目: | ||
罪のない、クオリティの高い作品。 | 罪のない、クオリティの高い作品。 | ||
− | + | ||
+ | 原案・構成:'''手塚治虫'''っていうのがすごくそそるが、出来上がったものは手塚先生の考えから相当離れてるとか…。どんな構想だったのかすごく知りたい。 | ||
+ | |||
+ | 手塚治虫の公式ホームページでもこの件について触れてる[http://tezukaosamu.net/jp/anime/4.html/ コンテンツ]があり、当初は『森の忠臣蔵』というタイトルで絵コンテまで執筆したのが企画会議の果てに路線変更されたというようなことが書いてある。 | ||
+ | |||
+ | 物語の内容が最終的に「お殿様の仇」ではなく「母親の仇」とした設定の変更したことについては、サイトによると「戦争の悲惨さを体験している手塚が、どうしても「お殿様=自分の国」のための戦い、ということは描きたくない、という思いが現れているのかもしれません。」と言っている。 | ||
+ | |||
+ | ということは、そこらへんは先生のアイデアが活かされてる部分なんですね。 | ||
+ | |||
<div class="thumb tleft"><div width="240px"><amazon>B0017W7G5C</amazon></div></div> | <div class="thumb tleft"><div width="240px"><amazon>B0017W7G5C</amazon></div></div> | ||
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1963]] | [[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1963]] |
2010年12月8日 (水) 16:08時点における版
作品概要 | |
制作会社 | 東映 |
---|---|
公開年度 | 1963年 |
内蔵助役 | ロック |
評価 |
けだもの版忠臣蔵。東映動画のアニメ。
お母さん(白い犬)を虎のキラーに殺されたんで、その復讐に息子のロックが仲間と立ち上がる。
さすが当時の東映アニメ、共産圏の映画なみによく動いてる。
はじめはかわいらしさにグイグイ引き込まれる。次第に淡々としはじめていささか退屈しそうになるが、うまいタイミングで雪が降って討ち入りになる。
罪のない、クオリティの高い作品。
原案・構成:手塚治虫っていうのがすごくそそるが、出来上がったものは手塚先生の考えから相当離れてるとか…。どんな構想だったのかすごく知りたい。
手塚治虫の公式ホームページでもこの件について触れてるコンテンツがあり、当初は『森の忠臣蔵』というタイトルで絵コンテまで執筆したのが企画会議の果てに路線変更されたというようなことが書いてある。
物語の内容が最終的に「お殿様の仇」ではなく「母親の仇」とした設定の変更したことについては、サイトによると「戦争の悲惨さを体験している手塚が、どうしても「お殿様=自分の国」のための戦い、ということは描きたくない、という思いが現れているのかもしれません。」と言っている。
ということは、そこらへんは先生のアイデアが活かされてる部分なんですね。