「お軽」の版間の差分

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師直([[吉良上野介|吉良]])から言い寄られていた顔世御前が「NG」の手紙をお軽に託し、足利家の御殿に行かせる。恋人の勘平が手紙を受け取り、渡しに行ってる間、お軽は師直の側近[[鷺坂伴内]]からセクハラを受ける。
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師直([[吉良上野介|吉良]])からラブレターをもらってた顔世御前が「NG」の返事をお軽に託し、足利家の御殿に行かせる。恋人の勘平が手紙を受け取り、渡しに行ってる間、お軽は師直の側近[[鷺坂伴内]]からセクハラを受ける。
  
 
この手紙で師直がキレて顔世御前の夫、塩冶判官([[浅野内匠頭|内匠頭]])へのイジメが始まり、刃傷沙汰に発展する。
 
この手紙で師直がキレて顔世御前の夫、塩冶判官([[浅野内匠頭|内匠頭]])へのイジメが始まり、刃傷沙汰に発展する。
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手紙の用事が済んだあと、勤務中にお軽とデートに行っちゃった勘平は事件に居合わすことができず、メチャクチャ落ち込み、お軽は自分の田舎の山崎村に勘平をさそって百姓暮らしを始める。
 
手紙の用事が済んだあと、勤務中にお軽とデートに行っちゃった勘平は事件に居合わすことができず、メチャクチャ落ち込み、お軽は自分の田舎の山崎村に勘平をさそって百姓暮らしを始める。
  
殿様への仇討ち計画のニュースがあると、お軽の父親・[[与市兵衛]]は、婿殿の復帰のための軍資金作りをするためにお軽を遊郭・一文字屋に売っちゃう(百両)。この行為があらゆる悲劇を生む。
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殿様への仇討ち計画のニュースがあると、お軽の父親・[[与市兵衛]]は、婿殿の復帰のための軍資金作りにと、お軽を遊郭・一文字屋に売っちゃう(百両)。この行為があらゆる悲劇を生む。
  
 
ややこしい悲劇のことを何も知らないままお軽は「一力」で勤務を続け、季節が変わったある日、放蕩三昧を続ける由良之助([[大石内蔵助|内蔵助]])の読んでる手紙をラブレターと思い、うらやましさからのぞき見る。これが討ち入りの密書だったもんだから、口封じに兄・[[寺坂吉右衛門]]に殺されそうになる。
 
ややこしい悲劇のことを何も知らないままお軽は「一力」で勤務を続け、季節が変わったある日、放蕩三昧を続ける由良之助([[大石内蔵助|内蔵助]])の読んでる手紙をラブレターと思い、うらやましさからのぞき見る。これが討ち入りの密書だったもんだから、口封じに兄・[[寺坂吉右衛門]]に殺されそうになる。

2009年3月30日 (月) 03:53時点における版

役者絵:坂東玉三郎

お軽【おかる】…仮名手本キャラ。勘平のガールフレンド。顔世御前(瑤泉院)の腰元。寺坂吉右衛門の妹。


師直(吉良)からラブレターをもらってた顔世御前が「NG」の返事をお軽に託し、足利家の御殿に行かせる。恋人の勘平が手紙を受け取り、渡しに行ってる間、お軽は師直の側近鷺坂伴内からセクハラを受ける。

この手紙で師直がキレて顔世御前の夫、塩冶判官(内匠頭)へのイジメが始まり、刃傷沙汰に発展する。

手紙の用事が済んだあと、勤務中にお軽とデートに行っちゃった勘平は事件に居合わすことができず、メチャクチャ落ち込み、お軽は自分の田舎の山崎村に勘平をさそって百姓暮らしを始める。

殿様への仇討ち計画のニュースがあると、お軽の父親・与市兵衛は、婿殿の復帰のための軍資金作りにと、お軽を遊郭・一文字屋に売っちゃう(百両)。この行為があらゆる悲劇を生む。

ややこしい悲劇のことを何も知らないままお軽は「一力」で勤務を続け、季節が変わったある日、放蕩三昧を続ける由良之助(内蔵助)の読んでる手紙をラブレターと思い、うらやましさからのぞき見る。これが討ち入りの密書だったもんだから、口封じに兄・寺坂吉右衛門に殺されそうになる。

最初は当然抵抗するが、父親も恋人も死んでいることを告げられるとガッカリして死を覚悟するが大石が助ける。


このお軽というキャラは、塩冶判官の刃傷がキッカケで職場、恋人、父親、兄のすべてを失い、まったくいいところのない運命。現代劇ならなんかもうちょっと希望が与えられるんだろうけどなあ。全然ついてないかわいそうなキャラ。


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