「阿久里/瑤泉院」の版間の差分

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歌舞伎、[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]で顔世御前として登場するときは高師直=[[吉良上野介|吉良]]からデートにしつこく誘われる美女であり(胸まで触られるセクハラを受けることもある)、武具の目利きという特技も持っている。
 
歌舞伎、[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]で顔世御前として登場するときは高師直=[[吉良上野介|吉良]]からデートにしつこく誘われる美女であり(胸まで触られるセクハラを受けることもある)、武具の目利きという特技も持っている。
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後家になった瑤泉院に内蔵助がハリガタを見舞いに届けるが「細かりし、由良之助」と悔やんだという逸話もある(無いわい)。
  
  

2010年2月24日 (水) 02:29時点における版

役者絵:宮沢りえ
瑤泉院の屋敷跡を示す赤坂氷川神社の一角と南部坂。09.11撮影

阿久里/瑤泉院【あぐり/ようぜんいん】

浅野内匠頭の奥さん(正室)。

結婚した時、阿久里さんで、内匠頭が死んでから仏門に帰依して改名(壽昌院>瑤泉院)。

大石りくもだが、眉毛そってお歯黒というメイクがしばしばある。


歌舞伎、仮名手本忠臣蔵で顔世御前として登場するときは高師直=吉良からデートにしつこく誘われる美女であり(胸まで触られるセクハラを受けることもある)、武具の目利きという特技も持っている。

後家になった瑤泉院に内蔵助がハリガタを見舞いに届けるが「細かりし、由良之助」と悔やんだという逸話もある(無いわい)。


言うまでもなく、農業、農芸を意味するアグリカルチャーとはなんの関係もない。


南部坂雪の別れ

討ち入りの日、大石内蔵助は事前に赤坂、南部坂の三次(みよし)浅野家の下屋敷に未亡人・瑤泉院(ようぜんいん)をいとまごいに訪ねる。が、女中に超あやしい女が混ざってたんで、ここで綿密な計画がパーになっちゃあすべて水の泡だととっさに(血を吐く思いで)嘘をつく。

瑤「今日はなんの用事?いよいよ?(ワクワク)」

内「あ〜いや、再就職が決まりましたんで」

瑤「えっ。カタキウチしないで別の殿様に仕えるの?」

内「やあもう、人数は減るし、ヤバいんでもうアハハ」

瑤「帰れ」

内「あ、お線香だけ」

瑤「帰れっつってんの(TдT#)!」

---すごくいやな空気になって瑤泉院は退席。側近の戸田局

戸「ね、ああ言ってたけど、ほんとはやるんでしょ?」

内「いえ」

戸「じゃ、じゃ、は…?」

内「ああなんか、幇間(たいこもち)になるつってたかな(京都で飴売りというバージョンもある)。あ、そうだコレさっき怒ってたんで渡せなかったんですけど自主制作の歌集です。」

戸「…優雅なことで。ハイハイお預かりします」

内蔵助はうそをつきまくって軽蔑されまくって、じゃっかんへこみ気味に屋敷をあとにする。

その夜、女中紅梅が戸田の部屋(とか仏壇の前)に置いてある歌集を盗もうと侵入したところを取り押さえられる。

歌集と言ってたそれは、四十七士の連判状だった。くやむ瑤泉院一同。


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