「瀬尾孫左衛門」の版間の差分

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この人を活躍させる[[最後の忠臣蔵(映画)|「最後の忠臣蔵」映画版]]で役所広司が圧倒的な存在感を出すまでは、逸話も講話もなかった、陽の当たらなかったキャラクター。
 
この人を活躍させる[[最後の忠臣蔵(映画)|「最後の忠臣蔵」映画版]]で役所広司が圧倒的な存在感を出すまでは、逸話も講話もなかった、陽の当たらなかったキャラクター。
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DVDのライナーノートに役所広司は「恥ずかしながら、赤穂浪士の物語にこのようなエピソードがあるとは知らず・・」とコメントを寄せていますが、恥じることはありません。映画のエピソードは作家さんの創作だから。
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てか、そのコメントを載せちゃう映画会社もいい心臓してるよなあ。
  
  

2011年6月15日 (水) 03:56時点における版

役者絵:香川照之
役者絵:役所広司

瀬尾孫左衛門【せお/せのお まごさえもん】

内匠頭ではなく大石内蔵助の家来。

講談では改易のあと、矢頭右衛門七といっしょに関東へ下った右衛門七のお母さんが途中でリタイアし、大石内蔵助を頼ったあと、瀬尾に身を預けられるエピソードがある。


討ち入りの2日前に足軽・矢野伊助とともに逃亡。

しかし大石内蔵助は、江戸へ下った時滞在した平間村で瀬尾の名前をかたっていたらしいし、家来とはいえ、けっこう親近感があったのではないかと言われており、そんなことからこの逃亡には密命説がある。


四十七人の刺客」「最後の忠臣蔵」(両方、池宮彰一郎原作)では、内蔵助から直々に「赤ちゃんが出来たからお軽の面倒を見てくれ」と言われる。


この人を活躍させる「最後の忠臣蔵」映画版で役所広司が圧倒的な存在感を出すまでは、逸話も講話もなかった、陽の当たらなかったキャラクター。

DVDのライナーノートに役所広司は「恥ずかしながら、赤穂浪士の物語にこのようなエピソードがあるとは知らず・・」とコメントを寄せていますが、恥じることはありません。映画のエピソードは作家さんの創作だから。

てか、そのコメントを載せちゃう映画会社もいい心臓してるよなあ。

関連項目


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