「堀部安兵衛」の版間の差分
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2009年1月24日 (土) 05:14時点における版
堀部安兵衛【ほりべ やすべえ】…人気者キャラ。
内蔵助としばしばぶつかるキャラ。
越後（北陸のほう）から江戸に出てきて道場破りで宿賃稼ぎ（マネージャーは宿屋の主人）。
江戸で長屋住まいし始め、「ケンカ仲裁屋」をインディーズで開業。仲直りさせては酒をおごらせ飲んだくれる日々におじさんが時たま訪ねてきては説教をたれた。
ある朝、糊売りのばばあ（ともだち）の持ってる手紙からおじさんの決闘を知り、ばばあのご飯を横取りしてテンションをあげ、八丁堀から高田馬場まで走って助太刀に駆けつける（でも遅刻）。おじさんは斬られるが18人やっつけて江戸中の大評判に（ほとんどフィクション）。そのときの名は中山安兵衛。腕っ節に惚れたギャラリーの堀部弥兵衛にくどかれて養子となってから「堀部」姓に。
大酒飲みであだ名は「けんか安」「赤鞘（あかざや）の安」「とむらい安」「呑んべえ安」「ぐでんの安」「ボロ安」「きちがい安兵衛」「ぐず安」（ひどいいわれよう）etc..。
ドラマでは畳屋、飲み屋、やくざ、ヨタカまで友達の、江戸町民の気の置けない人望の厚い愛嬌のあるキャラで描かれるのが基本。
赤穂城倒産後、吉良邸付近で八百安（やおやすでのうてはっぴゃくやす）という名で野菜を売り歩き情報収集。その後長江長衛門と名を変えて道場経営。
講談によっては安兵衛が有名人すぎて隠密行動にさわりがあるというので漆を飲んで顔をブツブツにした上、小柄で顔を切り刻むという暴挙に出る設定もある。映画では「堀部安兵衛（日活）」では焼け火ばしを顔に当て、「血槍無双」では煮え湯を顔にかけるが、いずれもすさまじいですな。
長屋は浪士のたまり場で道場は討ち入り前の集合場所ということになってる（実際は蕎麦屋ではないようですな）。
江戸の名物男があの討ち入りメンバーだったってんで江戸っ子の間で大ニュースとなる。こどもの頃にもお父さんの仇討ちをやってて、その後高田馬場、吉良邸討ち入りと生涯に３回も仇討ちをやっちゃった。
武器は肥前忠吉。江戸急進派。
享年34。
（奥田、ヤスベエ、高田で江戸急進派トリオ）
関連項目
関連作品
- 堀部安兵衛（日活）1936
- 決闘高田の馬場1937
- 初祝二刀流「高田馬場前後」改題1944(日活)
- 中山安兵衛（新東宝）1951
- 酔いどれ二刀流（大映）1954
- 忠臣蔵1/47（フジテレビ）2001
- PARCO歌舞伎 決闘！高田馬場（松竹）〜三谷幸喜〜2006
- 堀部安兵衛（NHK）2007
